最強の荷揚げ屋さんは誰だ問題

お笑い

僕が知っている限り、一番力が強い荷揚げ屋さんは、「レッドアナルさん」だ。どこの誰だか知らない。Youtubeで出てくる。業界の有名人だ。

レッドさんは3尺×6尺×12mm×9枚(145.8kg)を横持ちで回す。

同じ人間として扱ってはいけないような気さえする。

1枚16.2kgある。

半端じゃない。

僕は、同じボードなら4枚で持っていく。背持ちで6枚がいいところだろう。

横持ちで持つ場合、一瞬ではあるが、片腕1本にボードの重さすべてが掛かる。要はその一瞬が山場だ。そこさえ乗り越えて、横に持てたら、両腕で持つことができる。

いやー、スゴイ!

ここからは、完全に僕の妄想、イメージだが

仮に、

もし、仮にの話だが、

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僕が現場で死んでしまった直後

眼の前が真っ白になり、意識が戻った。

ここは、どこだろう。

眼の前には、真っ白な空間があり、足元には、正方形のタイルのようなものが10メーター四方で敷き詰められていた。

その正方形のタイルの空間に隣接して、建築の足場が立っていた。その足場は上下が見えないくらい、下は深く、上は高かった。

そして、その空間に一人、作業服を着た男が仁王立ちしていた。

その男は、話しかけてきた。

男「俺は、レッドアナル。この状況が分かるか?」

僕「いえ、わかりません」と正直に答えた。

僕「アナルさんはーー」

男は、食い気味て遮るように、話した。

男「まて、レッドア・ナルだ!!お前は切り方がおかしい。レッドで呼べ。」

僕「分かりましたレッドさん、僕はいったいどうしたんですか?」

レッド「お前は、さっき足場から落ちて死んだんだ。」

僕「え、僕が、、、、」

レッド「そうだ、これはもう決まったことだ変えることができない」

僕「まだ、、、生きたかった。」

レッド「、、、、、」

「ここにくるやつは、みんなそう言うんだ。現実は厳しい。受け入れろ」

僕「そうですよね。ここは一体どこですか?これが、いわゆる地獄というやつですか?」

レッド「いいや、ここは出荷場だ。ここで、振り分けを行って、「天国」と「地獄」のどちらに適正があるか決める。」

僕「まさか、本当にそんなところがあるなんて」

レッド「早速適正試験を行う」

僕「もう、するんですか、待ってください。余韻に浸りたいです!」

レッド「あまえるな!でも、まあいい、10分休憩しよう。喫煙所はあっちだ」

僕「ありがとうレッドさん」

僕は、非喫煙者だから、タバコを吸わない。レッドは、葉巻のようなものを10分間吸い続けた。もし、僕が喫煙者なら、「1本もらっていいですか?」と言っていただろう。この際、死んでしまうなら、タバコを吸っといた方がよかったと少し後悔した。

しかし、状況が状況だけに、落ち着かなかった。天国と地獄が本当に存在するのならば、レッドは、どちら側の人間でもないということになる。この世界を管理をしている側の特別な存在なのかもしれない。その適正試験に合格できれば、俺は天国にいける。適正試験の内容次第だ。体力には自身があった。荷揚げ屋をしていたからだ。荷揚げ屋として、俺は最後を遂げた。自分には、体力以外誇れるモノが何もない。そんなことを考えていたら、レッドが立ち上がった。

レッド「休憩はいいか?では、ぼちぼち始めるぞ。」

僕「わかりました。」

レッド「試験の内容は、強化サブロク9枚を回してもらう」

と、言うと、地面から、石膏ボード9枚が現れた。どうやら12mm強化らしい。

僕「いやいやいや、そんなの人間には無理ですよ」

レッド「なら、不合格でいいか?」

厳しい試験だが、地獄はまっぴらだった。現世で地獄は十分に味わった。勝算は十分にあった。

僕「いや、受けます。」

レッド「では、回してみろ」

僕「はい」

僕の中では、嫌な気持ちと嬉しいが入り混じっていた。いつも持っている石膏ボードは嫌で嫌でしょうがなかったが、これが本当の最後だと思うと、少しさみしい気もする。

横持ちで9枚回すのは、無理だったが、横持ちとは言われていないので、背中でおんぶして回した。いわいるパーマン持ちと言われる持ち方だ。

レッド「なんだ、それは?」

僕「横持ちとは言われていないので」

レッド「それでお前は搬入できるのか?」

僕「現場によりますが、できます」

レッド「そうか、、、、ならお前は適正試験合格だ!!おめでとう。足場の階段を登って行くといい。」

僕「ありがとうございます!」

僕は、嬉しい反面、不安もあった。意外にもあっさり合格して天国へいける。こんなにも簡単なのかと。

僕は、この勝負に勝った。天国には、きっと天使たちがいっぱいるのだろう。かわいい天使やギャル系の天使に囲まれて生活をするのだ。良かった。荷揚げ屋をやっていて。何の後悔もなく、死ねる。

胸を踊らせながら、足場の階段を登って行った。

それから、2時間くらい登っただろうか。

登っても、登っても先があった。何段登っただろう。もうだめた、意識が朦朧としてきた。

その時、建築物が見えた。

天国まであとすこし、、、だ、だめだ。

Building construction site with scaffolding, low angle view

僕は、気を失ってしまった。

目が覚めると、ハイボールのような薄い黄色をした壁に囲まれていた。

よく見ると、見慣れた石膏ボードの化粧面だった。

その中には、大工さんのような腰袋を提げた人達がいた。

話しかけてみると、どうやら、その大工さん達も同じ試練のあとにここに来たらしいのだ。

そして、ボードが足りていないという。どうやら、この世界でも建築物はできているらしい。

ゼネコンはどこだろうか。。

そんなことはどうでもい。。。

そこで、ようやくレッドの適正試験の意味を理解した。

僕は、搬入の適正試験に合格したようだ。

もし、不合格で、階段を降りていったなら、職人補助とかが待っていたのかもしれない。ダンボールの開梱、養生剥き、などなど。

何が天国で何が地獄なのか分からない。もしかしたら、現世の僕はすでに天国にいたのかもしれない。月並みではあるが、もっと勉強しておけばよかった。

まとめ

というわけで、レッドさんのイメージは門番みたいだなぁと勝手に妄想していた、という話です(笑)

みなさんも、お体を大切に、どうかご自愛ください。

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