荷揚げ屋のきつさを表現してみた

荷揚げ屋について
Grunge Background Wallpaper Texture Concrete Concept

年数が経っても、キツいものはきつい。体が丈夫になって、その程度は低くなりますが、しんどいことに変わりはありません。

おそらく、普段から「しんどい」「きつい」「重たい」を使いすぎて、マンネリしてきたかと思います。

そこで、荷揚げ屋の「キツさ」を「きつい」という言葉を使わずに、より正確に伝えるべく、この記事を企画しました。

各材料・状況の違いによって、どのようにキツさが変わるのか、微妙なニュアンスの違いを言語化することによって、より、高い場所へと材料を運べる気がするのです。(指定された場所に運びましょう。)

沢山のきつい現場を経験してきたタケ(嶽)だから、言えることがあります。

という訳で、地獄の淵から、全力レポートしてみました!

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OAフロアの階段揚げ地獄

OAフロアは30×30センチの正方形の、床の材料です。お腹の辺りで、手のひらを上にして持ちます。1枚ずつ運べばいいと思いますが、次の現場があるので、チンタラしていられません。主に脚と、腰を壊してしまう作業です。

「キツい・しんどい」を使わず階段揚げを表現してみた

夏休み最終日のような焦燥感の中、密閉された階段室の20センチ下には、きっとマグマがグツグツしている。でなければこんなに熱気がある訳ない。コンビニの肉まんの隣に陳列されているかのような湿度が、気力と精神をじんわり濡らしていく。もしかして、このまま俺も肉まんになれたら楽になるのではないか。どうして最近のコンビニは、夏場でも肉まんを置いているのだ。脳内に質問して気を紛らわそうとしてみるものの、すぐに先輩の怒号により現実に引き戻される。

「おぃ、きさまちゃんと運びよっとやって」

「すみません」

普段は屁でもないただの段差だが、今だけは陸上のハードルを1つづつ超えていく感覚だ。ちなみにハードルは男子の高さで設定されている。せめて女子のハードルが良かった。全身から吹き出す蒸気が、さらに肉まん室の湿度を上げ、ハードルの高さもさっきより上がっている気がする。これ以上OAフロアを持ったら、本当に倒れるかもしれない。もし、倒れたら、その時は生まれ変わって肉まんになろう。そう決意した。

結果、肉まんの話になった。

「キツい・しんどい」を使わず「階段揚げ」を表現してみた 2

「ドローンの購入検討」

先輩が何か言っている。

「え、なんですか?」

「ドローンの購入検討」

「、、、、」

「ドローンの購入検討」

「いや、3回も言わなくても聞こえていますよ」

先輩が3回「ドローンの購入検討」と言った。

このときは、その意味がわからなかったが、ドローンの購入を検討するくらいに、夏場のOAフロアの階段上げを嫌っているよ、ということだった。

イスラエルに499Kgの重さまで運べるドローンがある。きっと数億円は掛かる。そのドローンを買えば、こんなに大変な思いをして、OAフロアを揚げなくても良くなる。

そのデメリットとして、一生荷揚げ屋をしていかないといけないよ。それじゃ本末転倒だね。

という、背景知識を知っておかないと笑えないギャクだったのだ。

「ドローンの購入検討」

夏場の脱水地獄

水を飲めばいいじゃん、と思われるかもしれないが、実は、それができないときがある。

高層ビルの搬入の際は、エレベータが上下するだけで10分は掛かる。必要な水分量を誤って、500ml1本しか持ってこないと、地獄と化す。積み込みの人が、気をきかせて、飲み物を買ってきてくれることを願うばかり。あとは、山奥の民家の改装工事など、自販機がないときもある。「準備8割」という言葉がしみる。


「キツい・しんどい」を使わず「脱水症状」を表現してみた

井戸の水が枯れてしまい、かれこれ1週間(という気分)。草木の葉っぱの朝露でさえ、触るだけで皮膚に染み込んできた(という例えです)。俺は、高吸水性ポリマーだ(紙おむつの中のおシッコを吸う素材)。ゲップもしない。駅の名前も全て言える。自信がある。だから、コーラを一気飲みさせてください。

ボードを横持ち搬入してしている際、入り口が狭く、枠で指を削る地獄

入り口で、立ち馬を立てて作業する職人と、右側から入ろうとする荷揚げ屋。
この後、荷揚げ屋は枠とボードで指を挟みとても痛い思いをする。

「キツい・しんどい」を使わず「指を削る痛み」を表現してみた

ザブングル加藤さんの「悔しいです」の表情だけをする。

決して声には出せない。指の感覚はない。もしかして千切れて飛んでいったのかもしれない。絶対にボードは落とすことができない。お客さんの大事な製品だからだ。

絵は上手な方ではないが、下手な方でもないだろう。

前言撤回。図を入れることにより分かりづらくなっているし、全然「きつさ」を言葉で表現もしていない。美術は3でした。

「悔しです」のようにぐちゃぐちゃ。

2人で、同じ山にボードを置く際、前の新人がボードを揃えきれずに、もじもじしている。でも僕は、調子に乗って6枚横持ちしてきたものだから、腕が限界。一旦置いて、また回すのも、それはそれできつい。でも、やばい限界!でも新人の前で降ろすのはダサいから立ち往生地獄

タイトル以上の説明はないです。

新人には、優しく「ゆっくりでいいよぉ」と言えたら良いのですが、「は、速く!!」と急かせてしまいがち。なんともかっこ悪い。先輩としての余裕というか。男子も見栄を張るために大変なんですよ。

「キツい・しんどい」を使わず「恥」を表現してみた

女性を助手席に乗せて、バックで駐車するときに、わざわざ腕を後ろに回す。そして、前進して止め直すみたいな、はずかしさ。女性もそれを見て、なにも言わない優しさが逆に辛い。いっそのこと笑ってほしいのに。

まとめ

きついの別の言い方をまとめます。最初からやれよって思いますよね笑

  • やばい
  • 限界
  • 悔しいです(顔芸)

使えるのは3つくらいですね。語彙力のなさを痛感しました(泣)

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