一人前の荷揚げ屋の条件とは?

荷揚げ屋について

  • 先輩に『お前は半人前だ!』と怒られる。
  • どうすれば一人前になれるのか?
  • 一人前になるにはどれくらい期間が掛かる?
  • 認められて給与を上げてほしい。

そういった不安や疑問を抱えていることと思います。

僕は荷揚げを始めて2年が経ちましたが、まだだまだなぁと思う部分が沢山あります。逆に、入って半年くらいなのにスゴイなぁという人もいます。

この記事では、一人前の荷揚げ屋として、スキルを上げるためにに必要なことをまとめました。

一流とはまた別です。

始めてから一人前になるまでの荷揚げ屋の成長過程

自分の場合は、かなり成長が遅い方です。もともと持っている注意力や思考力が高ければ、3ヶ月~半年で一人前になるのではないでしょうか。

1ヶ月目 

先輩、ベテランの力にビビる、ベテランの20%くらいしか運んでない気がする。申し訳ない気持ちだが、運べない。揃えるだけでいいよ、と搬入をさせてもらえないが、ありがたい。

毎日が憂鬱。必ずどこかの箇所が筋肉痛。先輩に怒られながら搬入。先輩がイライラしているのが分かる。言われるがまま、自分のことで精一杯。

強い人は、初日から4枚持つ強者も!

3ヶ月目

慣れてきた。筋肉痛も減ってくる。でも、やっぱりボードは見たくない。より重たいものに挑戦する余裕が生まれる。建築業界について理解し始める。段取り、効率、安全性を考え始める。自主性が生まれてくる。

6ヶ月目

筋肉痛の心配がなくなる。材料の名前、取り扱い方を覚える。指導する立場になり始める。

自分のことで手一杯で、段取りまでは難しい。指導するという意識が薄い。強化サブロク4枚は余裕で通せるようになる。パワー面だけで言うと、一人前と言ってよいだろう。

1年、2年目

ゼネコンのことや、他の職人さんとの折衝もある程度対応できる様になる。

材料の知識を活かせる様になる。1歩先を見て行動できるようになる。

お客さんの背景や、状況を汲み取って、発言できる。

効率、安全面のバランスが取れる。他の職人さんに対する配慮ができる。

後輩ができて調子に乗りがち。

3年目

搬入におけるパワー、知識、安全性、効率、指導力、対人スキル、経験を持つ。

お客さんに指名される。あなたの会社にまた搬入したいといってもらえる。

一人前の定義

現場のリーダーを安心して任せることができる。荷揚げ・搬入のプロと言って問題ない。

一人前に必要な4条件

強化サブロク12mm4枚通し

16kg×4枚=64キロです。

現場にもよりますが、大きな現場は、だいたい台車で転がせることが多いです。

中くらいの現場で、台車が転がせない場合に、手運びすることがあります。

あと、余った材料を上の階に上げてくれとかですね。

だから、強化サブロク4枚横持ちで持てれば十分でしょう。

事故をしない・させない

現場までの移動が、車の場合、必ず運転が必要です。ほぼ毎日に運転するので、自動車の事故をよく見かけます。体が資本の仕事ですので、事故で体に異常がないようにしたいものです。また、自分が事故しないのは、当たり前ですが、人の運転にも気を配り、角の立たないような言い方が必要です。

狭い駐車場内にデカいハイエースなんて、当たり前に止まっています。現場で事故を起こしてしまえば、数日間ただ働き、または会社の大損失です。

物損しない・させない

お客さんが荷揚げ屋を呼ぶ理由の一つは、物損させたくないからです。補修や、材料の再手配などで時間を取られたくありません。

ですが、これがなかなか0というのは難しいものです。

新人と一緒の現場に入って、どんなに注意していても物損がおこることがあります。

ベテランでも、物損を起こしてしまうことがあります。

よくあるのが、アルミの枠を傷付けた、フローリング、ボードの角が潰れた、欠けた、割れた、クロスの傷、玄関の框(かまち)をずらした、などなど。

簡単な仕事と思ってなめていると、痛い目を見ます。

僕もかなり痛い目をみました。特に化粧モノの材料は高いですから、できれば扱いたくないものです。。。。

態度・姿勢

お客さんに対する言葉使い、お客さんのしてほしい事の把握、お客さん以上に搬入の安全性や効率を考えて提案する。挨拶、返事、時間を守る、表情などを考えていけば、お客さんに感謝されるようになります。

スタッフに対してもそうです。取りやすい方向で材料を渡すとか、キツイポジションを変わってあげるとか、飲み物を買ってあげるとか、朝早いから、車なら迎えにいってあげるとか、思いやりや、気遣いができることも一人前の荷揚げ屋として必要なことではないでしょうか。安全に対して、怠っていたら叱ることも必要です。

自らが火種となって、成長し続けることによって、周囲や会社にとってよい影響をもつ存在が一人前と言えるでしょう。

一人前になるまでに必要な期間

3年と言われています。社長が、お客さんと話しているの聞いたときに、言っていました。他社サイトでも3年と言われていまし。

パワーだけ1人前なら、人によりますが半年くらいでしょうか。

まとめ

いろいろ書きましたが、どの職種でも一人前として共通しているのが、

本職として、問題なくこなせる」というところです。

看護師がそつなく注射できるとか、天気予報氏が予報と根拠を言えるとかそういったことです。

建築業界は、イメージが悪いです。ですが、僕は、思いやりにあふれる先輩方の姿に刺激され、荷揚げ屋を続けています。一人前は通過点で、まだ上には上がいます。

パワー、効率、安全面、人間性の追求に終わりはなく、向上させることができます。

偉そうなことを書きましたが、僕はまだまだです。

謙虚に、素直に学んでいきたいものです。

追伸

自分で書きながら、あれ、これできてない、、って思うことがあった。ハードル高くねぇって。自分に向けて書いてたのかもしれない。

コメント

タイトルとURLをコピーしました