荷揚げ屋が独立を考えたら読む記事

荷揚げ屋について
  • 皆さんが大好きなお金の話と、
  • 皆さんが嫌いな事務手続きの話を

をまとめました。

私は荷揚げ屋として独立していませんが、周囲の方々で独立されている方がいらっしゃいます。

参考になれば幸いです。

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荷揚げ屋が独立したら、どれくらい儲かるの?

結論から言うと、4人の従業員さんを抱えて、日曜日休みで、ハーフを2本毎日受注し続ける事ができれば、だいたい月100万円位の利益が残る様です。

もちろん、経費を削ったり、荷揚げの単価を上げたりすれば、利益は上がりますが。

以下、その概要です。いわいる、取らぬ狸の皮算用ですね笑。

具体的に見ていきます。

例えば、1人で独立するとして、

1人工ハーフを12000円で請けるとするとします。日曜日は休みで考えます。

1日2本だとすると、12000円×2本×26日=62.4万です。

1日3本だとすると、93.6万円です。

4人の従業員さんを抱えたとすると、売上だけで言うと

1日2本12000×2×26日×5人=312万

1日3本だとすると468万です。ハーフばっかり、毎日3本てウハウハですね。ちょっと、よだれがでてきました笑

ですが、ここから引かれるものがあります。

  • 従業員さんの給料:4~6割
  • 経費:1割
  • 税金:法人税・法人住民税・法人事業税・消費税等(法人として)ザックリ利益の37%とします。

例えば、

312万売上があがったとします。

そこから、

従業員さんと自分には、売上の5割の給料とします。

31.2万円×5人

経費が31万

法人税が312-156万-30万(経費)=126万

自分の給料を31.2万にしても、会社にはこれくらい残りますね。

この経費が、けっこう幅広くて、特に立ち上げの段階ですと、もっと掛かるかもしれません。

車を使われている会社であれば、車両関連費(オイル交換費、ガソリン代、駐車場代、本体代の残債等)が大きそうですね。

事務所代、通信費、衣服費、などなど30万でとても収まるとは思えませんね。

荷揚げ屋として独立するリスク

これが、一番大切です。独立するメリットは、お金を沢山得れることです。

ですが、リスクを知っておかないと後で大変になります。考えられるだけでもこれだけあります。

  • 嫌われる(出面を作る立場として、どうしてもベテランの方にシンドくて複雑で大変な現場を任せることにになります。ですが、ベテランの方からすると、今まで会社の為にが頑張ってきたのに、この仕打ちか。と不満を抱える方も多いようです。陰口や放漫な態度で嫌がらせをする人もでてくるかもしれません。)
  • プライベートの時間がなくなる(売上があがれば上がるほど、事務処理が大変になります。人が増えるほど、問題も多くなります。)
  • 物損・損害賠償請求・クレーム対応(新人が壊したものだろうが、すべて会社の責任になります。)
  • 従業員の寝坊も、会社の責任
  • 当日バックレ

なんか、めまいがしますね。僕が見えているだけもこれだけあります。実際に経営すると、他にも沢山リスクはあるのではないでしょうか。業務所の過失致死や、従業員同士のトラブルなども考えられます。

独立する荷揚げ屋に必要な道具

  • 名刺(これは、荷揚げ屋に絶対必要です。)
  • 印鑑(実印、認印、銀行印)
  • パソコン(これも、絶対でしょう。給料や、経費の管理はエクセルが定番です。)
  • プリンタ(請求書の印刷や、安全書類等の作成、押印等が必要)
  • 固定電話、FAX(どうせ現場で取れないですが、お客さんが依頼はFAXでしかやり取りしないという会社もあります。FAXを電子化して、メールに送信するシステムもあります。)
  • 法人の銀行口座
  • 会社用のクレジットカード(従業員の、作業着、ヘルメット、安全帯等、クレジットで買っておくと、経費管理が楽になる。)

荷揚げ屋の独立にかかる費用

会社設立の費用は、以下のとおりです。

  • 個人事業主なら0円
  • 合同会社なら約10万
  • 株式会社なら約24万です。

これに、上記の「独立する荷揚げ屋に必要な道具」がかかってきます。

あとは、従業員さんの給料分を持っておかないと、破綻します。

というのも、各会社に請求書を送ってから支払いは翌月というふうに、すぐには入金されません。

従業員さんの月給×人数分×3ヶ月

の資金が欲しいところです。

具体的には、

例えば30万×5人×3ヶ月=450万円

なので、最初から、従業員5人を抱えるとなると、相当きつそうですね。

2ヶ月分でもいいですが、振り込みが本当にされるかどうか、心配ですからね、、

荷揚げ屋が独立してから食えるまでの期間

根回し次第だと思います。

根回しをして、従業員時代からお客さんを固めていって、独立する頃には、100社の連絡先をゲットという状況であれば初月から2人で100数十万の売上があったそうですよ。

荷揚げ屋の仕事のとり方

現場に行って笑顔で挨拶、困っている人いれば駆け寄って、お手伝し、名刺を渡します。

荷揚げの仕事は、人からしかきませんので、結局は人付き合いです。

職人さんや、現場監督さんといざこざしているようでは、話になりません。

搬入の技術や人間性を認められて「あなたにお願いしたい」と言われるようになれば、仕事は絶えないと先輩は言っていました。

独立したらやるとこ

すごくシンプルです。普段社長さんがされていることです。

  • 請求書の作成・送付
  • 給料明細の作成・振り込み
  • 安全書類の作成・提出
  • 出面の作成:人員の采配・割り振り
  • 仕事の受注管理:電話やFAXでの依頼をまとめます。仕事を受けれるかどうかを鑑みます。
  • お客さんのへ営業とフォロー(お得意さんの接待や、御中元、お歳暮など)
  • 新規のお客さんの獲得
  • 車両管理(公共交通機関でなければ)

一人でやるには、けっこう、多いですね。仕事の量が増えれば増える程大変です。

荷揚げ屋の独立は、「個人事業主」と「法人」のどちらがいいの?

結論は、最初は個人事業主、である程度売上が上がれば法人にするのが良いようです。

以下の2つの違いを表に簡単にまとめました。

 個人事業主法人
設立のコストと簡単、開業申請0円。株式会社なら約24万円

 

合同会社約10万円

設立の手間税務署へ、開業届けを出すだけ複雑な手続きが必要

 

定款(会社の決まり)の認証の為、役場へ行く。

登記の為、法務局、税務局へ行く。登記申請まで1週間かかる。

税金従業員時代と一緒で

 

  • 所得税
  • 住民税
  • 個人事業税
  • 消費税(売上1000万以下もしくは、開業2年間は掛からない)
  • 法人税
  • 法人住民税
  • 法人事業税
  • 地方法人特別税
  • 消費税
  • 固定資産税

 

税金の種類は多いけど、実は330万以上利益がでるなら法人の方が安い。

また、社員がいれば、所得分散するので、税金が低くなりやすい。

経費と認められるもの消耗品

 

旅費、交通費、接待交際費

水道光熱費、その他(勉強代、引っ越し代等)

個人事業主に認められるもの+

 

給料、保険料、住宅費、日当

社会からの信頼

といった感じです。

まずは個人事業主できちんと利益が出るようになって、1000万以上の利益がでてから法人設立を考える様です。というのも、1000万円から消費税の納税義務がかかるからです。

他にも、色々法人にするタイミングはあるようです。

詳しくは、外部サイトですが、

個人事業主が法人成り(会社設立)するベストなタイミングとは?

が参考になります。

荷揚げ屋が独立したその先に目指すもの

  • 従業員さんの満足度向上(これは、絶対ですよね。継続して行くには、社員さんの協力がぜったいですから。素晴らしいインタビューがあったので、ご紹介させていただきます。⇒荷揚げ屋業界に新風を巻き起こす
  • 株式会社設立(個人事業主からのステップアップです。社会的な信頼も上がり、従業員さんの将来のために、社保や、厚生年金を揃えたり、絶対喜ばれます!)
  • 建築営業許可の取得(500万円以上の契約をする時に必要になってきます。かなり、信用できる人間でないと取るのは厳しい様です。建築営業許可に必要な条件
  • 一括揚重システムで安定的かつ、単価の良い仕事を請ける。(マグナムさんや花菱さん等大手荷揚げ屋さんが、現場で活躍されていますよね。)
  • 大手5社との独占契約(鹿島、大成、大林、清水、竹中工務店さん。)

と、こんな感じでしょうか。

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